咳は、風邪やインフルエンザのウィルスや細菌、ホコリや花粉が体内に入ってきた時、それを体外に排泄しようとして起こります。

これは、自分の意思では止められないもの。1回の咳で失われるエネルギーは2KCalです。長く続く咳は、体力を消耗し余病を招きかねません。できるだけ早くなおしたいものです。



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【咳や微熱が続く】2つの原因

 

咳は、風邪のひき始に適切な処置をすれば、ら2日~3日で治まるものです。

でも、思うように休養が取れなかったり、ゆっくり入浴できない。また、バランスの良い食生活ができない、ストレスが溜まっている。などといった悪条件が重なったときに長引きます。

とくに長引く理由としては、以下の3つの原因が考えられます。

 

ほこりやウイルスによる反応

咳は、咳嗽(がいそう)と言って、体に入ってきたウィルスや菌・ホコリ・花粉・煙などを体外へ押し戻す生体防御反応です。

気道の粘膜表面にある咳受容体が異物を発見し、脳の咳中枢数に信号を送ります。

すると、横隔膜や助間膜などの呼吸を行う筋肉に指令が送られ、咳が出ます。

ですからこれは、自分の意思では止めることはできない、咳が落ち着かない原因の一つです。

自宅の部屋がほこりっぽかったり、花粉が入ってきやすい状況などがあれば可能性があります。

 

痰が絡んでいる状態が続いている

痰が絡んでいる状態が続いているというのは、まだ喉にウイルスなどが居て、それを出そうとしているんです。

その状態だと、風邪は治りきっておらず、微熱や咳によって痰を出す反応が続いていている可能性があります。

咳には、気道にたまった痰を排出する役割もあり、気道粘膜には、細かい繊毛(せんもう)と呼ばれる毛が生えています。

繊毛は、その表面を粘液で覆われており常に潤っているのです。この粘液(痰)は前述したようなウイルスなどの異物が体内に入って来たとき、からめとる働きをします。

痰は繊毛運動と「咳」によって体外へ排泄されます。

 

咳が続き、微熱がある時は、OTC医薬品でセルフケアしてみるのも、いいかもれません。

咳は体に必要な生体防御反応ですから、むやみに止める必要はありません。風邪のひき始めなら、適格な処置をすれば咳は2日~3日で治まります。

しかし、咳は体力を消耗し、しんどいならば、OTC医薬品を飲んでやっつけてしまうもの良いでしょう

*OTCとはOver The Counterの略です。まあ市販薬のことですね薬局でカウンター越しに薬剤師が薬を販売していたことに由来しています。

 

咳かぜ3つの注意ポイント

 

咳は、風邪から肺がんまで多くの病気のサインでもあります。「咳がでるな」と思ったら注意深く観察をして、「続くな」と思ったら早めに受診をしましょう。

一口に「咳」と言ってもかぜだけでなく、色々な病気が考えられます。

風邪でだとしたら問題ないのですが、今回は、咳が続く期間によって考えられる病気を上げてみました。ご自分の咳はいつから出始めたのか、振り返ってみて参考にしてみて下さい。

 

急性咳嗽

咳が出始めて3週間未満のときは、急性咳嗽の疑いが多くあります。

急性咳嗽とは

・風邪
・インフルエンザ
・急性気管支炎

などです。

 

また、重度の病として

・肺炎
・肺結核
・肺がん

などの疑いもあります。

 

還延性咳嗽

還延性咳嗽とは、3週間以上つづく咳の事で、

・咳喘息
・アトピー咳嗽

が、考えられます。また、アレルギー性の咳には、抗ヒスタミン剤を成分とした市販薬が有効です。

 

慢性咳嗽

8週間をこえて咳が続くときは、

・副鼻腔気管支症候群
・胃食道逆流症
・慢性気管支炎
・肺がん

の可能性もあります。

 

あくまで可能性ですが、重病なものもあります。2ヶ月以上も咳が続いているなら、必ず1度は病院受診をしてください。

 

【咳かぜに効く】簡単な料理レシピ4選

 

咳が続くときには、体力も消耗しています。また、粘液が傷つき食べ物が上手く胃までながれていかない。食欲がわかない。と、いうことが多いと思います。

咳風邪の時の食事は、水分が多く温かいモノをつくりましょう。

咳が続いていると調理も面倒ですね。簡単に調理できる献立を選んでみました。

 

卵豆腐のお吸い物

材料(4人分)

卵豆腐(市販品)4つ

万能ねぎ 少々

出し汁 カップ3

塩 小さじ1/2

醤油 小さじ1

とにかく簡単なのが、このメニューの良いところです。出汁は、出汁の元を使ってしまえば、すぐできます。

 

作り方

万能ねぎを、みじん切りにしておきます。

お鍋に出汁を入れて、煮立ったら塩と醤油をいれます。

卵豆腐を入れて、これが温まった程度で火を止めます。

お椀に卵豆腐を入れて、出汁をかけみじん切りにした長ネギを卵豆腐の上に乗せたら出来上がりです。

 

チキンスープ粥

材料4人分

米 270ml

塩 小さじ 1/3

鶏肉 400グラム

中華スープの素 15ml

水 2ℓ

白ネギ 1/2

生姜 20g

ネギは、咳のしすぎで傷ついた粘膜を修正し、間接的に咳を抑えてくれます。

 

作り方

米を洗って水気をとります。

鍋に水2ℓと中華スープの素を入れ、続いて鶏肉、白ネギ、すり下ろした生姜を加え、一煮立ちさせます。

炊飯器に水気をとったお米と、鶏肉や白ネギ、生姜を加えた中華スープを入れ、塩を振ります。このまま炊飯器を7分粥にセットして炊き上げます。

 

豆乳と豆腐の鍋

材料4人分

鳥ささみ 300g

豆腐 300g

水菜 100g

しめじ 80g

出汁 600ml

豆乳 600ml

白みそ 大さじ 2

醤油 小さじ 1/2

良質なたんぱく質を含んでいる豆乳と豆腐のダブル組み合わせで咳によって消耗した体力を補います。

 

作り方

鶏肉は一口大にさき、豆腐は食べやすい好みの大きさに切ります。

水菜は良く洗ってざく切りにし、しめじは1本ずつにわけます。

出汁に豆乳、白みそ、醤油を入れて火にかけて温めましょう。

煮立ったら、ささみ肉、豆腐、しめじを入れ、よく火を通します。

最後に、水菜を入れて一煮立ちしたらできあがりです。

 

ブロッコリーのクリームスープ

材料

ブロッコリー 120g

ベーコン 2枚

クリームコーン缶 300g

牛乳 300ml

コンソメ 1個

水 150ml

塩・こしょう 少々

ブロッコリーには、ブロリコという成分が含まれています。これは、免疫機能を高める働きがあると注目されている成分です。

 

作り方

ブロッコリーは小さく分け、ベーコンは1cm幅に切ります。

鍋に水とコンソメを入れて煮立たせ、そこへブロッコリーとベーコンを入れて蓋を締めます。

ブロッコリーに十分火が通ったら、コーン缶と牛乳を加えて塩こしょうで味を調えましょう。

 

【咳かぜにおすすめ】入浴する時の3つのコツ

 

風邪のひき始めの咳は、通常2日~3日の間で治まります。咳は、体の防御作用ですから無理に止める必要はありません。

咳の出始めなら、積極的に入浴しましょう。

 

入浴3つのコツは

・お風呂の温度
・入浴時間
・お風呂と就寝の関わり

です。

 

お風呂の温度

バスタブに使っての入浴は、体の芯まで温めてくれます。

適切な温度はズバリ41℃が良いでしょう。

副交感神経が優位に働きリラックス効果があります。

温度が高くなると、交感神経が働き運動しているのと変わらない状態となり、興奮しすぎて睡眠に支障が出ます。

また、入浴前にシャワーを出しっぱなしにして(もちろん温水です)、浴室を温め蒸気で満たしておけば、入浴による効果は一層増します。

浴室に充満した蒸気を吸い込むことは、乾燥した喉を優しく潤してくれるのです。

 

入浴時間

30分程度が理想です。体の芯から温まることができ、すみやかな睡眠へと上手に流れていくことができます。

最近では、アロマ効果を狙った入浴剤も多数出ていますから、自分の好きな香りで入浴時間を楽しむのも良し、リラックスできる香りのものでホッと一息つくのも良いでしょう。

 

お風呂と就寝の関わり

入浴は、就寝時間の1時間前~2時間前に終わらせるとスムーズに入眠できます。

お風呂上りは体温がなかなか下がらず、寝つきが悪くなります。

せっかく温まったのに…と思うかもしれませんが、眠気は体温が下がりかけた瞬間から徐々に強くなります。体温が高いままでは、入眠できないのです。

 

まとめ

 

咳は、肺がんなどの大きな疾病のサインでもあります。

また、咳が続きステロイド入りの点滴を受けたにも関わらず3か月も咳が続き、医師からの勧めで精密検査を受けたところ、糖尿病になっていたという例もあります。

糖尿病にかかっていたために、白血球数が下がらず咳も続いた、いわゆる合併症の症状が出たのです。「続くな…」と、思ったら是非一度受診をしてみて下さい。

病気の早期発見のためにも、かかりつけ医及びかかりつけ薬局を見つけておくことは非常に大切です。信頼できるお医者様を見つけておきたいものですね。

 

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