豆乳には、体を冷やす作用があるのをご存知でしょうか。
いくら美容や健康にいいと評判でも、体を冷やしたままにしていると体内の循環が悪くなり、毒素も溜まりやすくなってしまい、豆乳のいい成分を体が上手く吸収できません。
そこで、ホット豆乳というアレンジ方法があります。
温めると、ビタミンなどの成分は繊細で壊れてしまうのですが、豆乳で一番大切で、何よりも摂取したいのはイソフラボンなのです。
イソフラボンはそう簡単には壊れない成分なので、温めても大丈夫です!
しかし、温め方に迷う人も少なくはありません。
レンジでいいのか、鍋で温めるべきなのか、どれくらい温めればいいのかなど、迷いや悩みは色々あります。
その迷いや悩みに答えるべく、温め方の方法別に調べてみました。
調整と無調整で温め方は変わる?
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調整豆乳と無調整豆乳で、温め方はそんなに差はありません。
どちらもレンジでも鍋でも、温めることに問題はないのです。
冷たいものは、温めることで少しだけ栄養素が壊れますが、それもほんの少しです。
味覚が過敏で、味にこだわりを持つ人であれば、鍋で温めることをオススメします。
微細な違いがよく分からない、そこまでこだわりはないという方は、レンジでもまったく問題ありません。
ただ、栄養素が少しでも壊れるからこそ、多くの栄養素を含む無調整をオススメします。
無調整豆乳の味が苦手であれば、はちみつを入れるだけの簡単アレンジなどを取り入れれば、苦手さもまぎれます。
豆乳をレンジで温めるコツと注意ポイント
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- 耐熱性のコップに入れて温めましょう
- 温める時間は1分
- 突沸にご注意!
基本ですが、パックの豆乳をそのまま温めることはNGです。
破裂の原因になりますので、片づけるのも大変になります。
なので、必ず耐熱性のあるコップに注いでから、レンジに入れて温めてください。
温めるのも、オート機能やあたためボタンではなく、1分ほどがちょうどいいです。
あまり加熱しすぎると、その分栄養素も多く壊れてしまうので、1分に設定しましょう。
突沸とは、突然沸騰してしまう現象のことです。
レンジで温めると、静かに加熱され、液体の沸点を超えても沸騰せず、液体に調味料を加えたり、スプーンなど入れたりなど、刺激を入れることで突然沸騰するのです。
しかし、怖がる必要はありません。
オート機能やあたためボタンを押さず、1分の温めなら突沸が起こることはまずありません。
やけどの予防も考え、オート機能はあたためボタンは押さないようにしてくださいね。
鍋で豆乳を温めるコツと注意ポイント
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- 沸騰させない
- よく混ぜる
- 浮かんできた膜は捨てないで!
豆乳は、ぐつぐつと煮立てず、低温でじっくりと温めてください。
調理用ではなく、ただ飲むために温めているのであれば、沸騰させる必要はありません。
また、なめらかにするため、ヘラなどでよく混ぜましょう。
もしも膜が浮かんできたら、それは捨てないでください!
豆乳のたんぱく質が固まってできたものであり、高級料理店でよく見られる「湯葉」なのです。
栄養素も非常に高いものですので、そっとすくって食べましょう。
まとめ
いかがでしたか?
強いこだわりを持つなら、鍋での温め方法もいいですが、これから豆乳を取り入れたい、またはホット豆乳にするにはどうしたら、と初心者の方には、レンジでも十分です。
ただ、湯葉にも興味が出ますよね。上手く作るには難しいので、時間がある時に挑戦してみるのもいいかもしれません。
豆乳を温めるのに注意しておきたいのは
- 無調整を選びましょう
- レンジで温めるなら1分
- 突沸にご注意
- 鍋で温めるなら沸騰させないように
- 湯葉は捨てず食べましょう
豆乳は温めることにで、より吸収が良くなり、また冷え症の方にとってホット豆乳はいいことだらけです。
無調整の味が苦手でも、はちみつを入れての簡単アレンジは、気軽にできます。
これを機会に、ホット豆乳も取り入れてみて、美容効果や健康効果、さらにはダイエット効果も感じてみましょう。