甘酒にいろんな効果があることを知っていますか?
だけど、加熱をすると甘酒の大切な効果を失うかもしれないのです。
今回は栄養をそのまま吸収できる、正しい甘酒の飲み方を紹介します。
甘酒は加熱すると効果は落ちる?
先に答えをいうと、効果は「落ちます」。
その理由を紹介していきます。
甘酒には、便秘解消・美肌効果・ダイエット効果・疲労回復などの万能な効果があり、「飲む点滴」といわれています。
ビタミンも豊富に入っていますが、そのビタミンを含んでいるのが、甘酒の「酵素」なのです。
酵素は今話題になっていて、ダイエットや美容で注目されていますね。
実は酵素は熱に弱く、加熱すると栄養が死んでしまうのです。
なので、酵素が持っているダイエット効果や美容効果も、豊富なビタミンと一緒に消えて、ただの飲み物になってしまいます。
加熱をしないのがいちばんですが、甘酒は発酵食品なので、火入れをしないと最後の段階まで発酵します。
最終まで発酵した甘酒は酸味が強くなり、酸っぱい甘酒になってしまいます。
「加熱」は発酵をとめる、遅らせる効果があるので大事な行程ですが、栄養はなくなりただの甘いお酒になります。
市販の甘酒も出荷中に発酵が進むので、必ず加熱が必要になります。
加熱をしないで栄養をきちんと吸収するために、手作りすることをおすすめします!
発酵が進んで酸っぱくなる前に、飲みきれる量を作りましょう。
すっごく簡単な米麹から作る動画もありますので、ぜひ参考にしてみてください↓
生甘酒6つの効果とは?
生甘酒の効果ですが、以下の効果を持っています。
1)美肌効果
麹に多く含まれるコウジ酸には美肌成分が入っていて、シミの原因になるメラニンを作らせません。
お肌を保護してくれるので、シミやくすみのない肌に導いて、酵素に含まれるビタミンが皮膚を若返らせます。
2)美髪効果
美肌のほかに、コウジ酸は髪にもいい栄養を持っているので、年齢とともに栄養が足りなくなりパサつく髪を守ってくれます。
3)ダイエット効果
甘酒はカロリーが少ないのに豊富な栄養がとれる、ダイエット向きの食品です。
酵素に含まれるビタミンB群は、脂肪を燃焼する効果を持っているので、代謝をあげて痩せやすい体質にしていきます。
4)冷え性改善
代謝があがるので、冷え性も改善できます!
5)便秘解消
甘酒に含まれる食物繊維やオリゴ糖が腸に働きかけて、便秘を解消します。
こうじ由来なので体に優しく、腸内環境を整えることができます。
6)疲労回復
腸の中が健康になると、免疫力アップし疲労回復をサポートします。
生甘酒には、こんなに多くの効果があります。
甘酒を美味しくいただくには?
甘酒には独特の「ぶつぶつ」「とろとろ」の触感があり、苦手な人は他の飲み物と合わせましょう!
おすすめの合わせ飲み物はこちら↓
豆乳アレンジ
無調整豆乳なら砂糖が入ってなく、イソフラボンやサポニンが豊富に含まれています。
代謝がアップ・便秘を解消などの効果をもっているので、甘酒と合わせると飲みやすい上に、ダイエット効果をアップ!
スムージーアレンジ
感触をごまかせるのと、元々の味がしっかりしているので抵抗が少ない合わせです。
野菜と果物の栄養は水じゃなくても、吸収を邪魔されません。
苦手意識が強い人は、スムージー始めるのがおすすめです。
合わせる対比は「1:1」が理想ですが、大変だったら「2:1」で甘酒を少なく入れましょう。
甘酒の効果をより高めて美味しく飲むためのレシピをまとめてみたので、こちらもぜひ参考にしてみてください↓
まとめ
甘酒は加熱し過ぎると効果が薄れてしまいます。
効果を十分取り入れるためにおすすめは「手作り」です。
面倒かと思う人もいるかもしれませんが、非常に簡単にできるので、ぜひ一度試してみてください。
今ではスーパーですぐ甘酒の元が買えます。
慣れてきたら自分オリジナルのレシピ何かも作ると楽しいですよ。
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