甘酒って便秘にいいのかな?結論から言えば、【最高に良い】です。
甘酒で腸内環境を整えて、便秘を解消しましょう。
日常生活に取り入れることで、慢性的な便秘ともさよならできます。
今回は甘酒が持つ整腸剤効果と、便秘解消効果を高める飲み方や飲むタイミングなど紹介します。
自然由来なので癖にならず、体に優しい甘酒で便秘を解消しましょう。
甘酒の整腸作用とは?
まず、甘酒の整腸作用とはどのようなものなのか?という事ですが、要するに
【甘酒に入っている栄養素が腸内環境をきれいにしてくれる】
というものです。
甘酒は本当に優秀で、豊富な栄養が凝縮されて入っています。
その中に便秘を解消するエキスパートが2つも含まれています。
それは、
- オリゴ糖
- 食物繊維
です。
オリゴ糖
オリゴ糖は大腸を健康にする大事な成分です。
大腸は、消化された食べ物の水分を吸収し、便を形成する大切な器官です。
この大腸の健康が保たれていないと、便秘や下痢といった症状が悪化します。
オリゴ糖は腸の調子を整えるために、需要な役割があります。
荒れた腸内というのは悪玉菌が増えた状態ですので、整えるためには悪玉菌を減らして善玉菌を増やす必要があります。
その善玉菌の1つ、代表的な「ビフィズス菌」は、オリゴ糖がエサになる事で増えていきます。
オリゴ糖がある事で善玉菌が増えるですね。
オリゴ糖自体は砂糖みたいに甘さを持っているけど、カロリーが全然低く、善玉菌のえさになる優れものなんです。
食物繊維
甘酒には食物繊維もたくさん含まれています。
この食物繊維が、腸に溜まった老廃物に適度に水分を持たせ便を排出させやすくします。食物繊維がなければ、きれいに便は出来ず硬くなり、便秘になります。
オリゴ糖と食物繊維が相乗効果することで、腸の中から環境を整え、いらない老廃物をごっそり掃除してくれます。
私も今までは、便秘の時は野菜を意識的に食べたり、暖かい飲み物を飲んだりしてお腹を整えてきました。
しかし、甘酒はそれだけで、両方の効果が期待できる優れもの。ぜひ甘酒効果を手軽に楽しんでもらいたいです。
甘酒で腸内環境が健康になると、当然、大腸の働きも活発になるので、便秘を予防になります。同時に免疫力も高めることができ、風邪を引きにくい体にしてくれます。
※重要
甘酒は作り方の工程で2種類あります。
私がおすすめするのは、【米麹】から作る甘酒です。
自然由来の胃に負担をかけない整腸剤です。
【酒粕】から作られる甘酒は、砂糖が入っていてカロリーが高く、飲み過ぎは逆に体への悪影響になります。ただ一般的によく出回っているのはこのタイプかと思います。
最近ではどのスーパーに行っても甘酒コーナーをみかけますが、ぜひ甘酒を選ぶ際は、【米麹】と表記されたやつを選んでみてください。
私がオススメするのは、安くて、子供から妊婦さんまで誰でも飲めて、美味しい【本格派】甘酒です↓
下剤をよく使う人や慢性的な便秘に悩む人は、ぜひ甘酒を試してくださいね。
甘酒の効果を最大に引き出す飲み方
せっかく甘酒も手に入れたなら、より効果の出る方法で甘酒を飲んでみましょう。
私がやっている便秘解消の効果をより引き出すタイミングと飲み方を紹介します。
飲むタイミングは朝
便秘を解消するなら、朝が絶対おすすめです。
寝ている間に胃の中のエネルギーは使われるので、朝はほぼ空の状態です。
なので、朝に甘酒を飲めば栄養の吸収が速く、腸を刺激して便意を促進します。
朝はいちばんトイレに行きやすい時間なので、排便のタイミングを作れます。
甘酒を牛乳か豆乳で割る
甘酒が苦手な人におすすめな、牛乳割り、豆乳割りですが、便秘解消をサポートします。
牛乳の効果
牛乳にも善玉菌のえさになるオリゴ糖が入っています。
さらに牛乳のタンパク質は、悪玉菌が増えるのを抑制します。
腸を刺激して排便を促進する力もあるので、牛乳で甘酒を割ると最強タックで便秘を解消します!
低脂肪牛乳を選択すれば、カロリーは控えめに必要なエネルギーが一気にとれます。
牛乳嫌いな人も、これなら臭みが気にならず、味もまろやかで飲めると思います。
チャレンジしてみてください。
豆乳の効果
豆乳にもオリゴ糖が入っています!しかも食物繊維がかなり豊富fなゴボウの約2倍です。
牛乳と豆乳どちらもオススメですが、牛乳と豆乳では割ったときの味がちがうので、好みが別れます。
どちらにしても、便秘解消を助ける効果は高いので、飲みやすい、おいしい方で選んで頂いて大丈夫です。
もし生理不順や女性ホルモンに振り回されている人は、豆乳を一度試してください。
豆乳には女性ホルモンを助ける力があり、ホルモンの働きで腸の運動が滞ることがあります。
そんなときは、豆乳が腸の動きを取り戻して、マグネシウムで便を柔らかくし、排便をサポートします。
生理前に便秘になる人、生理中に便秘になる人、それぞれで時期がありますが、黄体ホルモンの影響で便秘になります。
生理痛や生理中のPMSでつらいときに、便秘薬はなるべく控えたいですよね。
甘酒の豆乳割りで、女性ホルモンの働きをサポートしながら、負担をかけずに便秘の悩みを解消しませんか?
豆乳を選ぶ時は、無調整豆乳を選んでください。
調整豆乳は砂糖が入っていますが、無調整豆乳なら大豆と水しか入っていないので、ダイエットにも向いてますよ。
合わせて取ると便秘に効果がある食べ物とは?
合わせて取り入れてほしいのは、
【水溶性食物繊維を含んだ食材】
です。
水溶性食物繊維は、いちばん優秀な食物繊維です。
胃の中に入るとジェル状になり、お腹の中にある余分な脂質や老廃物を包み込んで、便と一緒に排出させます。
わたしのおすすめは【納豆】です
納豆は女性ホルモンを助ける力があるので、甘酒を牛乳割りにして、ご飯に納豆をかけて食べるのがおすすめです。
納豆はだいたいが3パック入りで100円以下で購入できるので、ごはんのおかずにしやすい、毎日続けやすいこともポイントです。
まとめ
という事で、便秘に甘酒はおすすめです。
便秘に効果的な飲み方としては、
- 朝に飲む
- 水溶性食物繊維と一緒に取る
とこの2つが大事です。
私のオススメは、朝食に納豆ご飯と甘酒(豆乳と甘酒をミックスした物)を一緒に取ることです。
簡単で毎日続けられるメニューです。
あと、【米麹】から作る甘酒が、ノンアルコールで砂糖も使っていないため、誰でも飲めて、栄養価も高いのでもし購入する際は、甘酒の表記を少しみてみて下さいね。
一般的には【酒粕】からの方が多いので、お間違えないように。
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