胃腸が弱っているけど仕事がある日、ツライですね・・
「早く治るには何を食べれば良いの?」
「具合が悪くて手間をかけたくないが、出来合い物はヘヴィに感じる」
そんなときのために、まずは率先して摂りたい栄養素について
そして、簡単にできる“胃腸回復お弁当レシピ”をご紹介します!
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Contents
胃腸が弱っている時に取りたい栄養素
ジアスターゼ
大根、山芋などに多く含まれる消化酵素でアミラーゼとも呼びます。
胃酸をコントロールする働きがあり、胃腸薬にも配合されています。
ムチン
納豆、山芋、オクラなどの粘りのある食材に含まれるタンパク質です。
胃壁を保護し、だ液の分泌を良くしてくれます。
キャベジン(ビタミンU)
そのまま胃腸薬の名前にもなっています。キャベツやブロッコリーなど、多くの野菜などに含まれており、胃痛・胸やけの予防・治癒に役立ちます。
新鮮な生のキャベツを食べるのが、最も効果的です。
ビタミンA
緑黄色野菜に多く含まれており、油と一緒に摂ると吸収が良くなります。
消化器官の粘膜を保護する働きがありますが、ここで気を付けたいのは、動物性ビタミンAの、過剰摂取です。
ビタミンAには“レチノール”という動物性ビタミンAと、“βカロテン”と呼ばれている植物性ビタミンAがあります。鶏レバーと豚レバーに多く含まれるビタミンAは控え目に、緑黄色野菜のビタミンAを積極的に摂る方が、改善に近づきます。
ペクチン
ペクチンの中でも、りんごに多く含まれているリンゴペクチンは、下痢・便秘に効きます。
りんごをきれいに洗って、皮ごとすりおろして食べると良いです。
胃腸が弱っている時の弁当レシピ
「サンドイッチ弁当」
1.耳なしパンに、カット野菜サラダと、卵サラダをはさんで切ります。卵サラダは、かたゆで卵をマッシャ―でつぶし、しおこしょうとマヨネーズで味付けしたものです。
2.耳なしパンに、マーガリンを薄く塗り、リンゴジャムを乗せて重ねたものを、1と同じ幅になるよう切ります。
Sponsored Link 3.耳なしパンに、ピーナッツクリームをたっぷり塗り、重ねて切ります。
4.3種類のサンドイッチができたところで、お弁当箱に詰めて端にスペースを残します。
3.塩茹でしたブロッコリーと魚肉ソーセージを切り、空いた所に詰めます。
「焼きうどん弁当」
1.細めでやわらかいうどんを適量茹でておきます。
2.カット済みミックス野菜をごま油で軽く炒めて、塩コショウで味付けをし、お皿の上に一旦置きます。
3.2で使ったフライパンの油をふきとり、約200ccのお湯を入れて火を付けます。
4.うどんを3の中に入れてめんつゆを少し色づく程度加えて、弱火でかき混ぜながら水分をとばし、味をしみこませます。
5.2をフライパンに入れてうどんと混ぜて、しょうゆで味を調えます。
6.野菜に火が通っていたら火を止め、お弁当箱に移し、鰹節と紅生姜を乗せます。
7.なめこオクラ和えと、お弁当用ミニはんぺんを端に詰めます。
なめこオクラ和えは、なめこを茹でてボウルに移し、熱いうちに鰹節としょうゆで味付けし、冷凍オクラを混ぜると簡単にできます。
「根菜弁当」
1.小鍋に水をはり、ひと口大に切った大根を茹でます。
2.大根がやわらかくなったら、少し色がつく程度にめんつゆを加え、ちくわも入れて煮ます。
3.冷凍の根菜ミックスを2に加えて煮立ったら、切ったしいたけも入れます。
4.しょうゆで味をととのえます。
5.お弁当箱に、柔らかく炊いたご飯と、3を詰めます。
6.少し冷ましてからかぼちゃサラダを端に詰めます。
かぼちゃサラダは、生のかぼちゃを皮ごと薄切りして電子レンジで火を通し、ゆで卵と一緒にマッシャ―でつぶし、マヨネーズと白すりゴマを加えて和えます。
マヨネーズの量は、こってりしすぎない程度にして下さい。
胃腸が弱っているときのカンタンデザート
「りんごゼリー」
1.電子レンジ対応タッパを用意します。
2.100%リンゴジュース350mlを、タッパに入れます。
3.砂糖少々と、粉ゼラチンを5g加えてかき混ぜます。
4.ふたをして、約2分間レンジで温め、再びかき混ぜます。
5.冷ましてからそのまま冷凍庫へ。
6.凍ったゼリーを切って容器に入れ、デザートとして持って行きます。
かわいい型に入れて凍らせてもいいですね。
「バナナヨーグルト」
1.バナナの皮をむいて、ラップで包んでカチカチに冷凍しておきます。
2.冷えたヨーグルトをボウルに入れておき、凍ったバナナを1cm幅ぐらいに切ります。
3.パイナップルをカットしたものと2を、ヨーグルトで和えます
4.容器に入れてデザートとして持って行きます。
まとめ
胃腸が弱っている時に、積極的に摂るべき栄養素とは?
・ジアスターゼ
・ムチン
・キャベジン(ビタミンU)
・βカロテン(ビタミンA)
・ペクチン
胃腸が弱っている人のために作るお弁当ポイント
・食パンは耳なしのものを使う。
・肉類は避け、魚肉ソーセージや練り物で、魚類のたんぱく質を摂る。
・消化にいいフルーツを使って簡単にデザート作り。
あとは心もゆっくり休めて、お大事にしてください。