食事の時に一緒に飲んで血糖値に効果のあるお茶はあります!
糖尿病になると甘い物や炭水化物を思う存分食べたい、何とかして血糖値を下げる手立てはないものかと考えますよね。
それならいつも飲む【お茶】から対策立てしていきましょう。
最近は、飲むだけで血糖値に効果があると言われる特保のお茶なども増えてきましたね。
今回は数ある【お茶】の中から糖尿病の方におすすめのお茶を調べてみました。
市販で買える糖尿病におすすめなお茶3選!
1)グルコケア(大正製薬)
- 粉末状のスティックタイプで、お湯や水に溶かして飲みます
- 難消化デキストリンの作用で、小腸での糖の吸収をおだやかにすると実証されています
- 食事と一緒に飲むことで、食後の血糖値の上昇がゆるやかになります
- スティックタイプですのでどこへでも携帯できるので重宝します
- 30包入り1箱が2,800円(税抜き)
これ、私も長年お世話になっています。
ペットボトルタイプのお茶と違ってスティックタイプで携帯できるので、飲食店で出されたお水に溶かして飲むことができますから場所を選ばないんですね。
人気の回転寿司なんかに行った時は、お店の粉茶は使わずにこれにお湯を注いで飲んでますよ。
味も緑茶の味わいでとても美味しく飲みやすいです。
私の場合、境界型なので自腹で血糖値測定器を買って測っているのですが、グルコケアを飲んで測ると、何もしない場合よりは20mg/dlぐらい低く抑えられています。
但し、個人差があることと、体調や食べた物によっても違いますので、あくまでも参考にしてくださいね。
メーカーホームページでも実証データが公表されています。
2)蕃爽麗茶(ヤクルト)
ちょっと味はくせがありますが、飲み慣れると私は美味しく感じました。
グァバ茶はドラッグストアで紙パックの自分で煮出すタイプが売られていますので、安価で続けられますよ。
特徴
- 糖の吸収を穏やかにするポリフェノールを含んだグァバ茶
- ペットボトルと紙パックのタイプがあります。
- 食事とともに飲むことで血糖値が急上昇することを抑えます
- 紙パック200mlタイプで100円(税抜き)です
3)からだすこやか茶W
自動販売機でもよく目にして、購入しやすいですよね。
食事の時に飲めなくても、お店から出てすぐ飲めば少しは安心感がありますね。
市販で売っている血糖値対策のお茶のほとんどは、血糖値を下げるというより、血糖値の急上昇を抑える効果があるタイプになります。
特徴
- CMでもよく目にする糖と脂肪両方にアタックします
- 食事と一緒に飲めば難消化デキストリンの働きで、血糖値の上昇を20%抑制
- ほうじ茶ベースに紅茶とウーロン茶がブレンドされているので飲み慣れた味
- 350mlペットボトルで1本150円(税抜き)
通販で買えるおすすめのお茶3選!
1)サラシア茶
煮出すタイプのものは常備でき、コスパも高いですね。
飲み過ぎると、低血糖になる可能性もありますので、注意が必要です。
すでに医療機関で治療を受けて、薬を飲んでいる人は医師に確認してから飲むことをおすすめします。
特徴
- WHOも認める血糖値を下げる効果がある植物です
- サラシノールという成分が炭水化物の消化酵素の働きを抑制し、糖質の吸収をふせぎます
- 食事と一緒ではなく、食事の30分ぐらい前までに飲むと効果的です
- かなりくせがある味ですが、効果を考えれば、我慢しても飲みたいものです
2)キクイモ茶
私もたまに飲みますが、少し土のような味がして本当に飲みにくいので、他の黒豆茶やウーロン茶などを混ぜて煮だして味をごまかしています。
でも、効果は確かにあります!
血糖値を測定すると思ったほど上昇しないので何回ホッとしたことか。
ただし、値段は高めですので続けるとなると少々お財布が厳しくて、もう少し安いと続けやすいと思います。
特徴
- 天然のインスリンと言われるイヌリンという成分を多く含んだ芋のお茶
- 一緒に取った食事の余分な糖分を消化吸収しにくくさせ、体外に排出させる働きがあります
- イヌリンの働きにより血糖値の急上昇を抑える
- インスリンの分泌量が少なくてすむことで膵臓の負担が現象
- 味はかなりくせがあり、飲みにくいです
3)ヤーコン茶
味はすこし香ばしく、飲みやすいですね。
ドラッグストアでも安価なパックタイプもよく見かけますよ。
特徴
- 葉に含まれるポリフェノールにインスリンと同様の働きを持つことが確認されています
- 膵臓に負担を掛けず、糖の吸収を抑制し血糖値の急上昇を防ぎます
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血糖値を下げるお茶の正しい飲み方とは?
いつ飲むのが正しいか?
そのお茶によって、効果の上がる飲み方があります。
市販で売られている難消化デキストリンが入っているお茶や、グァバ茶など、食後血糖値の上昇を緩やかにさせるお茶は、大体が食事とともに飲むことで効果を発揮します。
サラシア茶やキクイモ茶は食前の30分くらい前までに飲むことで、より高い効果が出ます。
ということは、どんなに血糖値を下げるからといっても、やみくもに多く飲んだり、食間に飲んでは期待した効果は得られないということです。
より高い効果を得るためには、そのお茶の飲み方をよく調べた上で飲むようにしましょう。
誰でも飲んでいいの?
すでに医療機関で糖尿病の治療中の方は注意が必要です。
糖尿病の薬の服用やインスリン注射などをしている場合、血糖値を下げる効果のあるお茶を飲むことで低血糖を起こす可能性があり、重篤な症状を引き起こしてしまいます。
低血糖は命に関わることもありますので、安易に手を出さず、必ず医師に相談してから飲むようにしましょう。
私の場合
市販のお茶は結構値段が高めで、毎食となると非常にお財布が厳しい。
通販やドラッグストアなどで買うパックのお茶は、コスパはいいけど煮出したりが面倒なんですよね。
なので、いろいろ揃えて、その場に適したお茶を飲むようにしています。
外での食事の際はグルコケアを携帯して、お店のお冷に混ぜて飲んだり、お茶をいただけるようなお店ではお湯だけいただいています。
会社でのお弁当や、家での食事の時は煮だしたグァバ茶などで、コスパのいいパックのお茶。
今一番飲んでいるのはこのパックタイプのお茶ですね。
あとは、突発でお茶が用意できなかった時には、からだすこやか茶などをコンビニなどで調達して、食事後あまり時間が経たないうちに気休めに飲むようにしています。
食事をする時にはベジファースト、野菜から必ず先に食べたり、お茶だけのおかけではないでしょうが、私の血糖値はまあまあ安定していて、たまにはスイーツを楽しんでます。
予防的におすすめのお茶はコレ
緑茶と運動の併用で糖尿病の予防になることが、ペンシルベニア州立大学でのマウスを使った研究で発表されています。
緑茶に含まれるポリフェノールのカテキンには抗酸化作用など、血管を保護する効果があり、運動と併用して多めの緑茶を飲むことで血糖値低下の効果が期待できます。
また、緑茶にはもともと難消化デキストリンが含まれていますので、その効果は確かなものと言えます。
但し、効果を高めるためには1日に3度の食事時も含めて、少なくとも6杯以上は飲むようにしたほうが良いでしょう。
ここまではお茶について調べてみましたが、さすがに毎日お茶だけは厳しい・・という方も多いと思います。私もコーヒーが大好きなので、飲み物はもちろんお茶を好んでいますが、コーヒーも飲みます。
ただコーヒーが糖尿病の方にいいのか?悪いのか?安心して飲む方法については、こちらの記事で調べてみましたので、コーヒー好きな方はぜひ参考にしてみてください。
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まとめ
いかがでしたか。
お茶を飲むだけで、血糖値のコントロールができるなんて、手軽で嬉しいですよね。
但し、飲み方に注意しないと効果が出ないこともあるので注意してくださいね。
血糖値を下げるために効果的な飲み方は、
- 一つだけに絞るのではなく、携帯用やパックの煮出しタイプなど併用しましょう
- 食前なのか、食事とともになのか、必ず飲み方を確認してのみましょう
- 少し血糖値が高いだけなら緑茶と運動の併用で糖尿病を予防しましょう
血糖値を下げるために確かにお茶は効果があり、そのおかげでたまにはケーキなども楽しむことができるので、上手く活用するといいですね。
但し、お茶を飲んでるからとはめを外して食べていると、お茶だけで効能ではカバーできなくなりますから、エスカレートしないようセーブしましょう。
一緒に美味しい生活を続けていきましょう!
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