年々、花粉症に悩んでいる人が増えています。いまは小さな子供でも花粉症になるそうです。
バランスのとれた食事、睡眠をとることが大切ですね。
今回は花粉症の対策のまとめを紹介します。
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【こめかみ頭痛の治し方】しめつける痛みの解消法
花粉症によるこめかみ頭痛の原因は?
通常の緊張性頭痛や偏頭痛は血管の広がりや、首や肩の緊張が原因です。
花粉症の頭痛の場合は、
「鼻の炎症」が原因になります。
鼻の粘膜に花粉が付着すると、アレルギー反応を起こして、中が腫れます。
炎症がおきることで、鼻の中が狭くなり、酸素不足になります。
鼻をかんでも、つまっている感覚なのは、鼻の中が炎症をおこして腫れているからです。
酸素が入りづらいと、こんな症状がおきます。
・睡眠不足
・ストレス
・頭痛
蓄膿症(慢性副鼻炎)の症状でも、頭痛がおきます。頭痛を治すためには、花粉症を改善することです。
鼻の通りをよくしてあげましょう。
頭痛を治す花粉症対策はこちらです。
ホットタオルで鼻を温める
・フェイスタオルを濡らして軽くしぼる
・電子レンジで約1分チンすると、簡単にホットタオルができる
・鼻の穴を塞がないように、ホットタオルで鼻を包みこむ
・1分ほど温める
・終わってから鼻をかむと、鼻の通りがよくなり持続する
蒸気を吸う
・ホットの飲物をコップに作る
・鼻に蒸気があたるようにコップを近づける
温かい飲み物を飲む
・緑茶の成分は鼻のとおりをよくします
・カフェインは頭痛を抑える成分が入っています
この3つの共通点は、炎症をおこして、堅くなった鼻の血管を、熱でほぐす・柔らかくして、鼻水を出させることです。
痛いときに薬も助けてくれますが、花粉症の薬とおなじ成分が入っている場合もあります。
医者に成分が重複していないか確認してから飲みましょう。
花粉症による体のだるさの原因は?
花粉症の薬には、アレルギーの炎症を治す成分が入っています。
この副作用で、体のだるさを引き起こします。
もう一つは、体の中で花粉のアレルギーと戦うことで、体力を使うからです。
花粉が鼻に付着すると炎症が起こりますが、体内に入り込むと、血液中の肥満細が集まってきます。
これを追い出すために、体内で対抗をするのが原因です。
副鼻膣炎から、だるさがくることもあります。
対処するにはこの2つを意識します。
・睡眠をとること
・鼻のとおりをよくすること
頭の位置が低いと、血の流れが悪くなりますし、首の角度がつきすぎると、呼吸が苦しくなります。
そこに注意して、枕の高さを変えましょう。
睡眠をとることで、体力の回復ができ抵抗力をあげてくれます。
副鼻膣炎による頭痛とだるさの治し方
鼻にあるいくつかの空洞を副鼻膣といいます。
目の下や鼻の横などにある副鼻膣に、細菌やウイルスが付着して炎症をおこすことが副鼻膣炎です。
感染したウイルスが、インフルエンザの可能性もあります。
副鼻膣炎次の2種類にわかれます。
急性副鼻膣炎
おもに、風邪などが原因でなります。症状は、鼻が痛むのが特徴。
慢性副鼻膣炎
別名「蓄膿症」といわれています。
急性副鼻膣炎とちがって、鼻以外にも症状が出ます。頭痛や歯が痛む場合は、慢性副鼻膣炎(蓄膿症)です
副鼻膣炎の対処法は上記に記載した頭痛とだるさの対処法+2つです。
病院で診察しましょう
ほっておくと、中耳炎になる可能性があります。
ウイルス・細菌の感染が原因で炎症がおきているので、病院で診察してもらいましょう。
鼻をかんで膿を出しましょう
温めて鼻のとおりをよくしましょう。鼻をかむときは、力んだり、勢いをつけてはいけません。
耳管を通って、炎症を起こしたウイルスが耳にも入って、中耳炎になってしまいます。
ゆっくり数秒使って、鼻をかみましょう。
においがしたり、痛みがでたら、必ず病院にいきましょう。
まとめ
花粉症は鼻がおもな原因ですが、いろんなところに繋がっています。注意をしないと、耳や目や歯や、頭痛にも影響します。
風邪をひいていたり、ストレスがたまって体が弱っているときになりやすいです。
春に花粉症が増えるので、その時はより体調管理を意識して、防ぎましょう。
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