夜、寝ている時に頭痛で起こされる方は、重度の頭痛持ちの可能性があります。
今回は、夜間の頭痛になる原因とその対策についてまとめてみました。
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夜間に頭痛になる2つの原因
まず頭痛の種類は4つあります。
・緊張型頭痛
・群発頭痛
・片頭痛
・睡眠時頭痛
その中でも夜中や睡眠時に痛くなりやすい原因頭痛が、以下の2つです。
・群発頭痛
・睡眠時頭痛
群発頭痛の特徴とは、
・夜中や早朝などの寝ているときに起きやすい
・目の奥がズキズキと痛む
・寝ていても起きてしまうほどの激しい頭痛
などです。
睡眠時頭痛の特徴とは、
・睡眠中にだけ頭痛がする
・⒈ヶ月に15回以上の頭痛が起こる
・その他の頭痛に症状があてはまらない
などです。
最近では、頭痛で病院に行く人の約15%が、夜中や早朝に頭痛が起きやすい人といわれるほど増えてきているのです。
夜間の頭痛の4つの治し方
薬をやめてみる
注意しておきたいのが、睡眠時頭痛は薬を飲むことで悪化する可能性があるという事です。
頭痛薬を長期間に服用している方は、まずその薬を飲むことをやめてみましょう。
なぜ薬を飲むと逆に夜間頭痛が起こるかというと、薬によって「「頭痛を抑える脳の機能」を使わな過ぎたため、睡眠時に薬の効果が切れると、脳が働かず、ちょっとした事でも頭痛を感じやすくなっているためです。
リラックスした姿勢での深呼吸
頭痛がするということは、血液中の酸素が不足している可能性があります。まずは窓を開けて新鮮な空気をいれ、自分が一番リラックスできる姿勢をとり、大きくゆっくり深呼吸をしましょう。10分ほど行う事で効果が得られます。
直接酸素を体にいれる
酸素吸入器などを使い、酸素を直接体内へ入れましょう。酸素を血液中に入れることによって、広がっていた血管が収縮するので痛みがやわらぎます。
最近では、スポーツ用品店に酸素が入ったスプレー缶がありますので、応急的な対策として枕元においておくといいですよ。
カフェインを摂る
コーヒーや紅茶など、カフェインには広がった血管を収縮する働きがあるので、頭痛には効果的です。
あたたかいコーヒーや緑茶などを1杯だけ飲みましょう。
多く取りすぎると、自律神経が興奮して眠れないこともあるので摂り過ぎには注意が必要です。
繰り返さないための予防対策
まずは、薬を長期間、飲み続けている方はやめる所からはじめてみてください。
そして、次に頭痛になりやすいものを食事から摂取しないことです。
次のものを過剰に摂取するのは控えましょう。
・アルコール
・チョコレート
・サラミ
・チーズ
・ソーセージ
お酒はもちろんのこと、上の加工食品も頭痛を引き起こす原因となります。
これらの加工食品には、「チラミン」とよばれる、頭痛を誘発する成分が多く含まれていて、過剰摂取をすると頭痛がおこります。
見るとお酒のつまみに、嬉しいものばかりです。
ですので、ワインを飲んで、チーズとサラミ、チョコレートをつまみにするなら、頭痛は覚悟したほうがいいかもしれません。
誰しも口にすることが多いものばかりです。
また、夜寝るときは静かな場所で電気も消しておくことも大事です。光や音の刺激が頭痛を誘発する可能性があるからです。寝ることで、開いた血管が収縮されるので、睡眠もとても大事です。
まとめ
夜に起こる頭痛の種類は、群発頭痛と睡眠時頭痛の2種類です。血管が拡張したり、血液内の酸素が不足した時に起こりやすい頭痛です。
予防策として、
・薬を飲むのをやめてみる
・深呼吸したり、酸素吸入器を使って酸素を体内へ取り入れる
・カフェインが入っているものを⒈杯飲む
また、これらは頭痛を誘発したり悪化させることがあるので、過剰摂取は控えましょう。
・アルコール
・チョコレート
・サラミ
・チーズ
・ソーセージ
そして夜になり眠るときには、電気やテレビを消し静かな場所でしっかり睡眠をとりましょう。
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