最近では、パソコンやスマホの見すぎやストレスなどで、頭痛に悩ませられる人も増えています。現代人には切っても切り離せない症状のひとつが頭痛です。
その中でも今回は、おでこが痛くなる頭痛についてまとめました。
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【おでこがズキズキする頭痛】2つの原因
おでこが痛くなる頭痛の原因は大きく2つです。
偏頭痛
鼻からくる頭痛
偏頭痛
主な症状は、こめかみあたりがズキズキと痛みます。脳の血管が拡張して血流がよくなり、神経を刺激することで起こります。またひどくなると、吐き気なども起こることがあります。
ストレスや寝不足などが原因のひとつと言われています。
鼻からくる頭痛
主な症状は、おでこあたりが痛みます。
副鼻腔という鼻の穴の周囲にある4つの空洞に、細菌やウイルスがはいると起こります。
副鼻腔にウイルスなどが入ると、炎症を起こし鼻づまりなどの症状を起こします。それを副鼻腔炎といいます。風邪や花粉症などが長引くことが原因です。
脈を打つようなズキズキとする頭痛は片頭痛で、発熱や鼻づまりがある場合は副鼻腔炎からの頭痛が考えられるのでそれに応じた対策をしましょう。
おでこの頭痛を落ち着かせる4つの対策
痛むところを冷やす
こめかみやおでこなど痛むところを、氷や冷やしたタオルなどで冷やしましょう。
おでこにみられる頭痛は、血管性が原因です。血管性の頭痛は「血管が拡張する事で神経を締め付ける」ために起こります。このタイプの頭痛は、冷やすことで落ち着くのでまずは試してみてください。
カフェインを摂る
カフェインには鎮痛作用があります。
カフェインを含む飲み物は
・コーヒー
・緑茶
・紅茶
・ウーロン茶
・煎茶Sponsored Link
などがあります。
部屋の明かりを暗くする
部屋の明かりを薄暗くして、テレビなどを消し静かな状態で安静にしましょう。
暗がりの部屋は、副交感神経を刺激して血管の拡張を抑えてくれます。
白熱等などの光刺激はきついので、交感神経を活発にします。余計な刺激をひかえましょう。
痛み止めを飲む
痛み止めの薬を飲みましょう。特にロキソニンなどはよく効き、すぐに症状は改善されます。
ただし、副鼻腔炎が原因の頭痛の場合は、病院へ行って治療してもらうのが1番です。根本的な原因をなおすことで、症状が緩和されます。
病院に行くべきかのタイミング
慢性的な頭痛だとなかなか病院へ行くタイミングがわかりませんよね?
次のようなことが起こったら、病院へ受診しにいきましょう。
・激しい痛みが突然起こる
・痛みが日増しに強くなる
・高熱がでる
・手足にしびれがある
・薬が効かない
などの場合は命に関わる病気の恐れがあるので、すぐに病院で受診してもらいましょう。
まとめ
おでこからくる頭痛には、
片頭痛
鼻からくる頭痛
があります。
すぐに痛みを緩和させたい場合は、
・痛む箇所を冷えたタオルや氷などで冷やす
・コーヒーなどを飲みカフェインを摂取する
・部屋を暗くし静かな場所で安静にする
・ロキソニンなどの痛み止めを飲む
で、ある程度の軽い頭痛は治まります。
また、激しい痛みが突然起こったり、高熱や手足のしびれなどの症状がある場合は、別の命に関わる病気の恐れがあるので、すぐに病院で受診してもらいましょう。
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