「暑いしだるいし、食欲もない・・・しかし、このままでは治らない!」
「夏風邪の時の栄養は、どんな形で摂るのがいいのか?」
そんな時のために、夏風邪から一日も早く抜け出すための食材とレシピをまとめました!
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【食欲なくてもOK】夏風邪を治す食べ物7選!
夏風邪は普通の風邪と違ってしんどいですよね。外も暑いし、体の熱がどんどん上がる気がします。
そうなると食欲も低下してきてまともに食事を取れないから、夏風邪をこじらせて病院で点滴栄養補給なんて事も子供のころはありました。
今回は、そんな時でも食べられる夏風邪に効くおすすめ食材を独自視点で集めてみたので、ご紹介したいと思います。
「豆腐」
弱った状態の胃腸にやさしいほか、オリゴ糖が含まれているため、腸内環境を回復する働きもあります。
また豆腐は良質なたんぱく質でもあるので、風邪で弱った体に嬉しい食材です。
「りんご」
クエン酸・リンゴ酸などの働きで、弱った体の回復を助けます。
夏風邪でお腹の調子が悪い時には、リンゴに含まれるペクチンが、腸内の善玉菌を増やしてくれます。
リンゴは水分もたっぷり含んでいるので、汗をかきやすい夏場でもおすすめ食材です。
「いちご」
ビタミンCが豊富なので、風邪の時に積極的に摂りたい食材です。ビタミンCの抗酸化作用が風邪で疲労した体を回復させてくれます。
またりんごと同様にペクチンも含まれているので、整腸作用があります。
「トマト」
トマトを食べると、胃液の分泌が良くなるため、むかむかを緩和し、食欲増進につなげます。
また、トマトに豊富に含まれるリコピンには、粘膜の炎症を緩和する効果がありますので、風邪の時にはもってこいの野菜と言えます。
「大根」
生の大根には、ビタミンが豊富に含まれているほか、炎症を緩和させる働きもあります。
生大根、ハードル高いと思ったと思いますが、意外と大丈夫なんです。
大根は細切りにするかスライスにして、しそドレッシングで大根サラダとして食べてみてください。
夏におすすめできるさっぱりシンプルサラダです。食欲がない時も【みずみずしい大根サラダ】と【しそドレッシングの甘しょっぱい味】で、とても食べやすいですよ。
ただとは言っても生は、、という方は「おでんの元」買ってきてシンプル大根おでんにしてみてください。
火を通すと栄養分が減ると言われていますが、おでんの中で外せないのは、出汁と具材の旨味をたっぷり吸いこんだあの美味しさです。
余すところなく大根の成分を摂取できますし、おすすめですよ。
「ヨーグルト」
腸の働きを助ける食品と言えば、ヨーグルトが代表的です。
発酵食品は他にもありますが、ヨーグルトなら手軽にいつでも食べられますし、すっぱさや甘さ、フレーバーに関しても、様々な種類の中から自分に合ったものを選ぶことができます。
特に風邪をひいているので、さっぱりとした発酵食品の方がいいですよね。納豆とかキムチとかより。
ヨーグルトは、一緒にバナナなんかと食べるとより腸内環境の改善が期待できますよ。
私の家では、はちみつヨーグルトバナナが風邪を引いたときには活躍します。はちみつとヨーグルトは善玉菌を増やす最強タッグですし、バナナは強い抗酸化作用があるので疲労した体に効きます。
翌朝の体のだるさが違います!
ぜひ試してみてください。おすすめです。
参考元:http://www.banana.co.jp/pro/function/antioxidative.html
「卵」
鶏卵は、様々な栄養素をバランス良く摂ることのできる良い食材です。
風邪薬の多くに配合される塩化リゾチウムの原料も、卵にあるということから、風邪の回復のために、ぜひ活用したい食品です。
ここまでは夏風邪で食欲がなくても食べられる食材についてご紹介しました。
次はその食材も使った夏風邪に効く栄養レシピを紹介したいと思います。
【夏風邪を治す】食欲がない時の栄養レシピ5選
ではさきほど、紹介した食材も含めたおすすめレシピを紹介したいと思います。
1.梅ほうじ茶がゆ
炊飯器でおかゆを炊きます。急須で濃いめに淹れた番茶をおかゆに適量混ぜ、お茶碗に盛り、梅干しと岩海苔(または刻み海苔)少々を乗せて出来上がりです。
難しそうですか?いえ、ただのお粥なんで大丈夫ですよ。
ただお茶は番茶にしてください。番茶はビタミンCが豊富で回復を早めてくれますし、お茶の渋みであるカテキンといわれる成分には、抗酸化作用もあります。さらに熱に強く、テアニン(脳をリラックスさせる成分)の効果で気分も楽になり、シンプルですが夏風邪の治りを早くしてくれるメニューです。
また「梅」には解毒効果があり、夏風邪のウイルスを追い出すのに効果的です。さらにクエン酸による疲労効果・さっぱりとした口当たりという点でも夏の体調不良に適した食材です。
梅のしょっぱい感じと海苔の風味が絶妙で【美味しい】です。ぜひ作ってみてください。
2.大根と落とし卵の味噌汁
さきほど簡単に大根サラダとおでんを紹介したので、ここでは違うレシピを紹介したいと思います。
それは、【大根と卵のみそ汁】です。
作り方は簡単!
大根を短冊切りにして、出し汁で煮ます。沸騰したら火を弱めて味噌を溶き入れます。
食べる2分ほど前に生卵をそうっと鍋に割り入れ、卵の表面が白くなったらお椀に盛り、かいわれ大根を数本散らしてどうぞ。
大根は加熱すると辛みがなくなり、胃腸にやさしくなります。卵に含まれる、たんぱく質・アミノ酸・ビタミンなどの豊富な栄養素を摂り、味噌で体を温めて、リラックスできます。
3.白身魚と豆腐のお吸い物
薬味を入れたあっさりお出汁の味は、少しずつ食べ始めるのにちょうどいいかと思います。
このレシピのおすすめポイントは、食欲がなくても食べやすい【脂質の少ない白身魚】のたんぱく源です。加えておすすめ食材にも上げている豆腐もあります。
二つに共通していえるのは、【良質なたんぱく質】です。
良質なたんぱく質は風邪に非常に効果的なんです。今回はこのたんぱく質をふんだんに使ったレシピになります。
【タンパク質を効果的に摂取することが大事】
そのために食事でまず大事になってくるのは、たんぱく質の摂取です。
たんぱく質はからだをつくる主な材料になるので、ウイルスに対する抵抗力や免疫力を高めて風邪を予防するためにも
重要な役割を果たします。
引用元:http://www.weider-jp.com/protein/columns/detail/?id=65&category=muscle
ちなみに、お豆腐はつるんと食べやすい、絹ごしがおすすめです。
作り方ですが、
昆布を水から煮て、出汁をとります。(めんどうなら昆布だしでOK!)
沸騰直前に昆布を取り出し、鍋にお酒少々と塩を入れ、かき混ぜながら、沸騰直前まで熱します。
予め湯通ししておいた白身魚の切り身と豆腐を加え、塩としょうゆで、少し控えめの味に調えます。
これで完成!
お椀に盛り、小皿に薬味(おろし生姜・ねぎ)を乗せ、一緒に食卓へ。
さっぱりしてるけど【だしとうまみ】が絶妙で、美味しいのに食べやすいです。
和食料亭のお吸い物ですね!おすすめです。ぜひ試してみてください。
4.いちごバニラヨーグルト
先ほどは、はちみつバナナヨーグルトを紹介したので、こちらでは裏メニューを紹介します。
私は無類のいちご好きなので、夏風邪ダウンしてても、いちごだけは口に入れておきました。ビタミンCも豊富なので体力回復にもおすすめです。
さらにウイルスで弱った胃腸の回復には、発酵食品であり乳製品であるヨーグルトがとても良いと言われています。
また、バニラアイスとフルーツを加えたことにより、栄養価も味もアップしますし、何と言っても手間がかからず、病中に食べるのには嬉しいデザートと言えます。
作り方ですが、
まずは、無糖ヨーグルトを食べる分、常温に置いておきます。
次に、バニラアイスをスプーンでヨーグルトに加えていき、適当な甘さにします。
食べやすくカットしたいちごを混ぜ入れて器に盛って出来上がりです。食べられるなら他のフルーツも混ぜて、栄養と美味しさをアップさせてみてください。
5.冷製パスタサラダ
具合が悪い時は、こってりしたパスタはまだ食べられないと思いますが、細麺の冷たいパスタなら食べやすいでしょう。
具材の中心になっているトマトは、疲労回復・解熱効果もあります。青じその代わりにバジルパウダーをふりかけても良いでしょう。
作り方ですが、
カッペリーニかサラダ用細麺スパゲティを表示どおりに茹でて、氷水で冷やし、ざるに上げます。
ボウルに、缶のカットトマトとオリーブオイル・コンソメ少々を入れて、かき混ぜてソースを作ります。
塩で味を付けます。パスタに和えることを考慮した濃さにして下さい。難しい場合は、市販の透明な“セパレートドレッシング”を使うと簡単です。
パスタをソースで和え、器に盛り、青じそと白ごまをトッピングして完成です。
正直ちょっと手が込んだレシピにみえますが、和食を作るのと同じくらいの工程です。
パスタ作りの難しいところである、ソース作りがこのレシピでは非常に簡単です。トマトとオリーブオイルとコンソメを混ぜるだけなので。
病み上がりで少し体力が回復して余裕があればぜひ試してみて欲しいです。
まとめ
夏風邪に効く食材および調理法について、いかがでしたか?
さっぱりしたものなら食べられるという時には、クエン酸やビタミンの豊富なりんご・いちご・トマトなどのフルーツや野菜から食べるといいですね。
身体を温めてとにかくゆっくり休むためには、卵や豆腐・白身魚を具材に加えた汁物をいただきましょう。
また、主食を摂ることも大切ですので、食べやすいおかゆにして、少しずつ体力を回復させていって下さいね。
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