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夏風邪は、ウイルスによる胃腸炎が伴うことがあるため、暑い上に栄養不足の問題が出てきます。

食事も水分も取れない段階では、医師からの指示による治療が大切です。

少しずつ食べられそうになってきた時には、どのような食材・メニューで回復を進めていくのが良いか?

今回は、夏風邪による胃腸炎に効果的な食材をまとめてみました。

 

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夏風邪の胃腸炎に効く食材はコレ

【夏風邪の治し方】胃腸炎の症状 1

 

梅干し

解毒効果があり、塩分の補給にも役立つため、水と梅干しを摂ることで脱水状態を防ぎながら胃腸炎を治すことができます。

 

大根

ジアスターゼなどの酵素の働きにより、食べ物の消化を良くします。

粘膜の炎症を抑えたり、咳を鎮める働きもあります。

 

キャベツ

ビタミンU(キャベジン)・ビタミンKの働きで、胃粘膜を修復します。

胃もたれ・胸やけがする時に、搾り汁を飲むと効果的です。

 

生姜

生姜を加熱して食べると、お腹を温める効果があります。

吐き気を抑えたい時・高熱を下げたい時は、生の搾り汁をかけた料理が効果的です。

 

山芋

ムチンというネバネバ成分には、胃粘膜を潤し保護してくれる働きがあります。消化にも良く、滋養強壮・疲労回復効果があります。

 

胃腸炎に効く食事メニューはこの5つ

 

~あっさり編~

 

「餃子入り野菜スープ」

【夏風邪の治し方】胃腸炎の症状 2

*チルド品のスープ付き餃子を使います。スープの味は、お好みのものを選んで下さい。

 

①ブロッコリーを下茹でしておきます。

②人参を薄く切り(形はおまかせ)、水(作り方に書かれている量)で茹でます。

③煮立ったら、そこにもやしを加え火を通します。

④スープを加え、餃子も入れて煮ます。

⑤小さめに切ったブロッコリーを加え、弱火で30秒ほど煮たら出来上がりです。

 

「梅おろし稲庭うどん」

【夏風邪の治し方】胃腸炎の症状 3

*稲庭うどんを使います。

 

①うどんを茹でて氷水で冷やし、ざるに上げておきます。

②ストレートのめんつゆと、つぶした梅肉を混ぜ合わせます。

③器にうどんを盛り、②をかけます。

④大根おろし・刻み青じそ・すりごまをトッピングして完成です。

 

 

~とろーり編~

 

「味噌雑炊」

【夏風邪の治し方】胃腸炎の症状 4

*残りご飯があると便利です。

 

①だし昆布を切って、水から煮て出汁をとります。

②沸騰寸前に火を弱め、お酒少々と塩ひとつまみを加えます。

③弱火で10分程煮たら、昆布を取り出します。

④味噌を溶き入れ、生姜の搾り汁を数適入れます。


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⑤冷やご飯を加え、静かに崩しながら汁に馴染ませ、ふたをして弱火で5分以上煮ます。

⑥しょうゆで味を仕上げ、生卵を落として混ぜたらすぐ、火からおろします。

⑦すった山芋をかけてどうぞ。

 

 

「ホワイトスープ」

【夏風邪の治し方】胃腸炎の症状 5

*体調が回復してきたら食べるメニューです。

 

①白菜を食べやすい大きさに切り、軽く塩をまぶしておきます。

②缶詰めのコーンを汁ごと鍋に入れます。

③①を加え、具がちょうど隠れる程度に水を入れて火を着けます。

④煮立ったら、ホワイトシチューの素を少しずつ入れ、かき混ぜて溶かします。

⑤白菜がやわらかく煮えて味が決まったらお皿に盛ります。

⑥細切りチーズをかけ、パセリパウダーを飾って完成です。

 

「とろみ煮」

【夏風邪の治し方】胃腸炎の症状 6

 

*体調が回復してきたら食べるメニューです。(画像はイメージです)

 

①白菜を食べやすい大きさに切り、軽く塩をまぶしておきます。

②缶詰の鶏ささみを汁ごと鍋に入れます。

③①を加え、具がちょうど隠れる程度に水を入れて火を着けます。

④煮立ったら、粉末中華だし少々と醤油で、少し濃いめの味を付けます。(水溶き片栗粉が入る分)

⑤冷凍のオクラ(またはほうれん草)を加え、煮立ったら、水溶き片栗粉を加えます。

⑥ごま油の香りが大丈夫であれば、少しかけて完成です。

 

この5つがおすすめの理由

 

「餃子入り野菜スープ」

香味のきつくないチルド餃子と野菜で作るスープなので、食欲がない時に少量食べるだけで、複数の品目を摂ることができます。

 

「梅おろし稲庭うどん」

具合の悪い時にこそ、あえて“いいうどん”で元気をつけようというメニューです。梅・おろし・大葉の風味で、さっぱりと食べながら弱った胃腸を回復します。

 

「味噌雑炊」

ひと手間かけて身体にやさしい昆布だしで作ります。粉末だしを使うと簡単で良いですが、昆布から出るぬめりもムチンなので、昆布だし汁はおすすめです。

雑炊にはやはり卵が合いますし、栄養価も上がります。仕上げにかける山芋は、熱でムチン効果が減るため、すぐに召し上がって下さい。

 

「ホワイトスープ」

コーンを使うので、普通食が食べられそうになる頃におすすめします。

白菜は和風の鍋料理のイメージが強いですが、シチューの素を常備しておくと、こういう時に使えるので便利ですね。

 

「とろみ煮」

鶏ささみを使うので、これも普通食に近づいてきた頃からが良いでしょう。

缶詰・冷凍野菜で、誰でも簡単にできて脂質が少ない、身体にやさしいメニューです。

普段、中華料理がお好きな方にどうぞ。

 

まとめ

 

胃腸障害を伴った夏風邪の時に適した食事のお話、いかがでしたか

  1. 梅干(解毒作用と塩分補給)
  2. 大根(消化促進・炎症の緩和・咳の緩和)
  3. キャベツ(胃もたれの緩和・胸やけの緩和)
  4. 生姜(身体を温める・発汗・解熱)
  5. 山芋(胃粘膜の保護・滋養強壮)

このような効果のある食材を使い、初めは少量から慣らしていき、暑くて大変ですが、徐々に元気をつけていって下さいね!

 

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