Sponsored Link

暑い夏に、ウイルス性の胃腸炎にかかってしまうとつらいものです。

 

「症状がなかなか治らない理由は?」

「どうすれば早く回復できるの?」

 

このような疑問を解決するために、「胃腸炎を伴う夏風邪への対応策」をまとめてみました!

 

こちらもおすすめ↓
【夏風邪の治し方】胃腸炎の症状に効く食事メニューまとめ


Sponsored Link

長引く場合どのくらいの期間症状がみられる?

夏バテ 胃腸炎

 

夏風邪にかかると、治りが早い時だと一週間以内で済みます。

しかし、腹痛・下痢・嘔吐・食欲不振などの症状が、1~2度治まったように思えても、1か月近くも、ずるずると長引く場合があります。

 

夏風邪の胃腸炎が長引く5つの理由

 

1.夏バテもしている

夏は、暑いというだけで余計に体力を使いますが、身体はゆっくり休めていますか?

 

  • 「夜中に暑くて何度も目が覚めた」
  • 「寝起きがだるくて疲れがとれていない」

 

という経験が誰にもあるかと思います。

 

寝不足疲労がたまることが夏バテに直結し、その状態で夏風邪にかかると、一時的に栄養や水分が口から摂れなくなってしまうこともあります。

 

2.栄養バランスの偏り

夏は冷たい麺類や飲み物がおいしくなりますよね。しかし、食事の内容が単純化してしまうと、食べる品目が減り、栄養が偏ってきます。

体力を消耗する夏には、暑さを乗り切るためのエネルギーが必要です。

 

3.クーラーの使い方

“クーラー病”という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、クーラーが原因で夏バテ→夏風邪となってしまうこともあります。

使い方ひとつで体が良くも悪くもなるクーラーの上手な活用法・自己対処法で乗り切ることが必要です。

 

4.衛生状態に問題?

手洗いうがいを、毎日の習慣にしていますか?帰宅したら必ずする人もいれば全くしない人も、時々するという人もいます。

ご家族のいる方は、夏風邪に誰かがかかる率を減らすために、皆のためにも、ご自身のためにも実行しましょう。

また、家の中で使用するタオル類を清潔に使っているかどうかも関わってきます。

 

5.免疫力の低下

夏場は外気と室内の温度差や、寝不足・疲労が原因で自律神経が乱れ、倦怠感・食欲不振・頭痛・吐き気といった症状が現れることがあります。

夏風邪をひきやすいという方は、免疫力の低下が考えられます。

 

長引かせないための5つの対策

 

1.夏の睡眠を快適に

寝苦しい夏の夜を快適にするには、やはり室内の温度・湿度の調整です。

エアコンが自宅にある場合は、適度に発汗できる程度の設定で、付けっぱなしで寝ることをおすすめします

気になる電気代ですが、今の家電製品は省エネ化されていますので、エアコンをつけたり消したり、温度を急激に下げたりするよりも、温度をあまり変えずに付けっ放しにしておく方が節約できます。

就寝時におすすめの設定は、温度28~29℃、湿度50~55%です。

また、入浴後~寝る時までに、スポーツドリンクで水分と塩分を補給しましょう。

 

2.朝と夕はスープを取る

夏は、日中冷たいものを食べたり飲んだりすることが多いので、朝食と夕飯には、味噌汁や野菜スープなどの温かいものを取り入れるようにしましょう。


Sponsored Link

炭水化物・野菜・果物・肉・魚介・きのこ類・豆類をバランス良く摂るようにして、ウイルスに対抗する身体を作っておきましょう。

 

3.エアコンの調整・対策

エアコンの効いている職場にいる方は、冷え・新陳代謝への対策はしていますか?

じゅうぶん寝ても疲れが抜けないとすれば、体内に疲労物質がたまっていることが考えられます。

長時間涼しい場所にいると、血液の循環が悪くなり、汗もかかないため、新陳代謝がうまくいきません。代謝が悪いと“治癒力”が弱まりますので、エアコンに長時間当たる環境下にある方は、以下3点の自己対処を行って下さい。

 

  1. 腹巻・靴下で、体を冷やさないように工夫する
  2. 運動や入浴で汗を出すこと
  3. エアコンの湿度を低く設定し、温度は下げ過ぎないよう職場の人等に相談する

 

4.夏場のタオルは清潔に

洗面所のハンドタオルやバスタオルは当然ながら、毎日洗う必要があります。

きれいに洗った皮膚を拭いているのだから汚くないかといえば、そうではありません。

タオルに付いた菌は、微量でも繁殖するからです。

ウイルスが手に付いていた場合、洗った掌にまだ付着していれば、次に使う人がそのウイルスを触るわけですから、すすぎも丁寧に行い、特に風邪が流行っている時は、

タオルを一日数回交換することをおすすめします。

特に、湿ったタオルは使わない方が良いです。

うがいについては、夏風邪のウイルスは、経口感染(口からウイルスが体内に入り罹患すること)が多いため、手洗い・うがいをお互いに実行すると、かかる率を下げることができます。

 

ただ、ここで気を付けたいのは、菌に対して過敏にならないことです。

人間が生活する上で、全くの無菌状態ということは不可能ですから、ストレスになるほど気にしていると、かえって健康に良くありません。

大切なのは、ウイルスに抵抗し、長引かせないような体づくりです。

 

5.免疫力を上げる方法

“免疫力”という言葉は耳馴染みがあるかと思いますが、風邪との関連性についてはご存じでしょうか。

夏風邪にかかった時に、急に免疫力を上げて早く治せるというものではありません。

以下に挙げるように、普段の生活においての、基本的なことが大切になってきます。

 

  1. 自分に合ったレベルの運動
  2. バランスのとれた食事
  3. 疲労・ストレスをためない
  4. リラックスを心がける
  5. 入浴で汗をかく
  6. 腸内環境を良くする
  7. よく笑う

 

まとめ

 

胃腸が悪くなる夏風邪が長引く理由と、普段の生活における注意点について、いかがでしたでしょうか?

 

長引く理由

  • 夏バテもしている
  • 栄養が偏っている
  • クーラーが効きすぎている
  • 家の中の衛生面
  • 免疫力が弱い

 

長引かせないための対処法

  • 睡眠中の室温管理
  • 水分・塩分補給
  • 温かいものも食べる・飲む
  • 多品目を摂る
  • クーラー病の防止(腹巻・靴下・入浴・設定温度)
  • タオル類の清潔を保つ
  • 手洗い・うがい
  • 免疫力を下げない生活(運動・食生活・疲労回復・ストレス解消・リラックス・入浴・腸内環境・笑い)

 

ということでしたね。つらい症状にかからないよう、またかかっても長引かせないよう、自分らしい工夫で普段の生活から予防を始めて下さい。

 

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます↓
【胃腸炎に効く食べ物】コンビニ限定で調べてみた
【ストレス性胃腸炎】最も効果的な食べ物と食事メニュー5選
【夏風邪のひきはじめ】最も効果的な7つの治し方
【食欲がない時の食事】夏風邪に効く栄養レシピをまとめみた